富山眼科医会の紹介

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コンタクトレンズの案内
 

コンタクトレンズについて眼科医からの重要なお知らせ

コンタクトレンズ、十分使い慣れているからといって危険と隣り合わせです。

間違った使い方をして、たいへんなことになった人を何人も診ている眼科医だから、診断、チェックをして適切なコンタクトレンズを選び、アドバイスします。

眼科での処方もなしに手軽に買えるとうたう無責任な販売業者に気をつけましょう。

 
1.コンタクトレンズは健康に重大な影響を与えるおそれがある高度管理医療機器

コンタクトレンズは心臓のペースメーカーなどと同じ高度管理医療機器となっています。

使用方法に誤りがあると、角膜炎等で眼鏡やコンタクトレンズを使っても視力が0.1に至らない失明に近い重篤な眼の障害がおこることがあるのです。

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2.厚生労働省はCLの販売は処方箋に基づくようにと通知 − 眼障害予防のため通知 −

厚生労働省通知 薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日(pdf)

感染性角膜潰瘍等、重篤な眼障害の発生を未然に防ぐためには、不適切な使用による眼障害の発生の危険性について正しく理解し、添付文書や医療機関の指示に従い適正に使用するこことが重要である。情報提供等の在り方や販売に際しての受診状況確認について具体的な取扱いを示す。


上記の通知において、厚生労働省は具体的な販売業者へ通知した取り扱いは

1)コンタクトレンズ販売業者は、受診状況の確認すること

2)コンタクトレンズ販売業者は、医師の指示に基づく販売をすること

3)コンタクトレンズ販売業者は、処方箋不要・検査不要とすることは不適切である

としています。また、その通知において、

@ コンタクトレンズの不十分な洗浄・消毒など不適切なケアや、長時間又は交換期間を超えた装用により重篤な眼障害の発生の危険性があること。

A 重篤な眼障害の発生を予防するためには、医療機関を受診して、医師の指示に基づき使用する必要があること。

と述べています。

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3.コンタクトレンズの処方箋

コンタクトレンズは銘柄によってデザイン、素材、製造工程などが違うため、同じメーカーのコンタクトレンズであっても

1)ドライアイやアレルギー反応などが強く出る

2)また同じ度数であっても見え方が違う。

3)装用感が銘柄によって違う

などが見られます。

特に乱視用や遠近両用のレンズは見え方、装用感などが銘柄により違うということがあり、眼科でトライアルレンズを時には複数の種類を装着して確認します。通信販売、販売店などで、トライアルレンズのお客への提供、使用は禁止されています。

眼の障害の有無を確認した後に処方箋が発行され、販売店で購入することになります。

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4.コンタクトレンズのケアの重要性

コンタクトレンズに傷がついていたり、汚れていたりすると、かゆみや痛みかすみなどの症状がでて快適に装用出来ません。


@コンタクトレンズの傷 

レンズの傷は痛みや違和感などの原因となります。

痛みや違和感などがある場合は、眼の問題なのか、レンズ自体の問題なのか、眼科での検査で確認します。


Aレンズの汚れの問題

レンズの汚れは、仮に同じソフトコンタクトレンズでも材質やデザイン、レンズの表面処理など、銘柄によって違いがある場合があります。診察で原因と解決方法を探すことになります。ケア方法に問題がある場合もあります。


Bレンズケアの基本

ケアの基本は歯磨きと同様に物理的に汚れを落とす、つまり、レンズを指でこすって汚れを落とす”こすり洗い”が必須です。そして、その汚れを”すすぎ洗い”し、薬剤につけて保存します。薬剤にレンズをつける”つけおき洗い”だけではレンズの汚れは落ちません。


詳細な洗浄方法、ケア剤の種類などに関しては、日本コンタクトレンズ学会のホームページに詳しい情報がありますのでご覧ください。
⇒日本コンタクトレンズ学会”正しいコンタクトレンズのケア”

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5.カラーコンタクトレンズの安全性 (独立行政法人国民生活センター)

いわゆるカラーコンタクトレンズは日本ではさまざまなメーカーから販売されていますが、問題点が指摘されています。

国民生活センターから”カラーコンタクトレンズの安全性 (平成 26 年 5 月 22 日独立行政法人国民生活センター)−pdf ” についての発表で以下の提言、指摘があります。

1.カラーコンタクトレンズにはレンズの品質が原因で透明なコンタクトレンズよりも眼障害を起こしやすいものがある。

2.定期検査を受けないだけでなく、カラーコンタクトレンズを使用していて目に異常を感じた場合にも眼科を受診しない人がいる。

3.カラーコンタクトレンズの使用期限を守らずに使用していたり、こすり洗いをしていない、レンズケースを定期的に交換していないなど、正しい方法でレンズのケアを行っていない人が多い。

4.コンタクトレンズの承認基準を満たしていないおそれのある銘柄があった。

5.インターネットの広告で、着色部分がレンズ内部に埋め込まれている旨の表示があった大多数で着色部分がレンズ最表面にあり、広告とは異なっていた。


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6.コンタクトレンズのメーカー、レンズの選び方

過去に、コンタクトレンズに問題が発生して、レンズの回収が行われたことがあり、信頼できるメーカーの商品を選ぶことが重要です。

1)眼科で相談してみる(目的、レンズの特徴などに関して)
2)特にカラーコンタクトレンズを希望する場合、その希望するメーカーの製造・販売している商品構成がどうなっているか。
3)レンズの製造・販売が日本・世界で実績のあるコンタクトレンズメーカーか否か。(問題が生じたときの対応に信頼性があるか)

などが信頼性を計る指標になります。

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7.コンタクトレンズ装用者の疾患

正しく使用してもアレルギー性結膜炎やドライアイなどが生じる場合がありますが、不適切使用で生じるものが主に問題となります。
不適切使用とは
・他の人のコンタクトレンズを借りる、装用テストを受けていないレンズを使用する。
・たとえ10分であろうとコンタクトレンズをつけたまま寝てしまう
・コンタクトレンズを適切に洗浄しない
・コンタクトレンズを水道水で保存する
・決められた期限を超えてコンタクトレンズを使用する
・定期的に目の検査を受けない
・目に痛みなど症状があってもコンタクトレンズを装用する。
など

上記のようなことを行った場合、角膜炎などで重篤な症状や後遺症が起こる場合があります。

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8 眼鏡とコンタクトレンズ情報

コンタクトレンズ処方の手順


コンタクトレンズは高度管理医療機器


眼鏡処方のおしらせ



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